29歳のクリスマス 第10話 誰のものでもない、私の人生
山口智子主演!29歳の女性の仕事・恋愛を描いたラブストーリー。
アパレル会社勤務の典子(山口智子)は、朝、鏡を見て驚いた。
その日は、ハイヒールのカカトが折れる、会議に遅れ、典子が提案した新しいブランドの製造は中止。
パリコレへの派遣の話もボツ。その上、典子はビアレストランへの出向を命じられ、恋人の久保田(神保悟志)にも振られた。
最悪な出来事ばかりのこの日は、典子の29歳の誕生日。
そんな中、典子は報道カメラマンの彩(松下由樹)の部屋へ行く。
そこには二人の共通の男友だち賢(柳葉敏郎)がいた。典子は二人にグチをこぼす。
しかし、彩も賢も、それぞれの悩みを胸に抱えている。それでも楽しそうにふるまう三人…。
賢(柳葉敏郎)が香奈(水野真紀)の両親に挨拶に行った。二人の仲は順調だ。
一方、浅葉(竹下欣伸)は一人でボストンへ旅立った。さっぱりした表情の彩(松下由樹)は典子(山口智子)に「木佐(仲村トオル)さんと一緒になる事だけ考えた方がいい」とアドバイスする。
しかし典子と賢は、彩が持っていた妊娠検査薬の事が気になって仕方ない。
ある日、彩の勤務先を訪ねた典子は、彩を問い詰め、妊娠していることを知る。
木佐の計画していた仕事がうまく行かなくなった。失敗すると50億円の借金を抱えて立ち往生する事になる。
父の隆一郎(森山周一郎)が、家にもどる事を条件に負債を肩代わりすると言っていると言う。木佐は条件を出された代わりに典子と結婚することを条件として父親に申し出ていた。
木佐家に出かけた典子は母親の三千子(星由里子)に、木佐家のお嫁さんとしてハクをつける為に典子の父・達夫(中村嘉葎雄)に英国の一流の一般紙、ロンドン・デイリーニュースへ転職してもらいたい、かつ典子には真穂(稲森いずみ)と一緒にロンドンのロイヤルクイーンズ・フィニッシングスクールに行って欲しいと要求する
29歳のクリスマス 動画。
「皆が条件を飲んだんだからそれ位の覚悟はしてもいいだろう」と隆一郎に言われ悩む典子。
木佐がフィラデルフィアの工場を立て直すために現地に行くことになった。「立て直して大手を振って、君を迎えに行く」と木佐は言い、空港で二人は別れた…。